うにty生活

UnityChanを生活させたい

夜のライティング設定と星空作成 #35

Unityで夜のLighting&星空作成!


明けましておめでとうございます。どうもラブヘイトです。

2021年もUnityで遊び尽くしていくので、よろしくお願いします。

 

以前街灯のモデルを作ってみたので、夜のライティングをしてみようと思います。

ついでに夜のライティングをするなら、星空も作成しよう!ってことで

今回は夜のライティング+星空を作ってみました。

 

 

夜のライティング設定

以前からHDRP環境ってどうやって夜にするんだろうと思ってましたが、HDRPのライティングはカメラと合わせてライティングなので、Exposure(絞り)を調節して光を取り込む量を調節します。

 

以下の動画で、その辺も含めて紹介されてます。


ライティングは基本この動画に沿って行っていきます。 

 

モデルインポート

こちらの記事で作成した、モデルをインポートして使っていきます。

【Blender】UV mapの一部にだけNormal mapを適用する方法 - うにty生活

 

街灯のモデル画像

 

Unity側でのNormal mapの設定方法などは今回やりたいこととは外れるので、別の記事で紹介します。

 → ちょっと待ってね

 

環境設定

まずはVolumeの設定から。デフォルト設定の影響を無くしたところから作業します。

デフォルトで作成している人は最初から存在する「Directional Light」「Sky and Fog Volume」のアクティブを切りましょう。

また、「Post Process Volume」はExposureとBloomも一旦切っておきます。

 

Create>Volume Profileで新しいVolumeを作成します。設定は以下の通りです。




これだけでは反映されなくて、Window>Lighting設定のEnvironment(HDRP)にProfileを設定する必要があります。

 

 

ライト設定

内側から発光する表現するためには街灯のカバーにあたる部分の、マテリアルのEmissioin項目を変更します。

Emissive Colorは配置するライトの色温度に近づけます。

Emissino Intensityは動画の通り791を設定。

791はLumenからカンデラに変換した値です。

 

カバーの中にポイントライトを設置します。設定は以下の通り

Lumenには現実の値を参照して10000〜40000の値を設定します。

 

こんな感じになりました 



 

星空作成

過去にskyboxを自作していますが、今回は再度紹介します。

skyboxについての基礎や詳細を知りたい人は以下のこちら↓

 

画像を用意

できるだけ綺麗な画像が欲しかったので、NASAの画像にしました。

 

 SVS: The Alternative Night Sky - Another Time - Another Place

8kの画像をダウンロードしました。

 

skybox作成

超簡単にskybox作成の解説します!

 

画像を取り込んで、取り込んだ画像のInspectorを以下のように変更します。

・Texture Type → Cube

・Mapping Type → Latitude - Longitude Layout

・Default > Compression → High Quality

・Apply

インポートした画像の設定

 

これだけでライティングの時に設定したHDRI skyの名前右側を押すと、先ほど取り込んだ画像がsky boxとして設定可能です。


 

星空はあっけないほど簡単に設定できました!

 

まとめ

一気に写実的な画面になって驚きです。以前UnityちゃんをHDRP環境に移行した時に予想していましたが、やはりHDRPでのLightは現実世界の数字を当てはめていくことがわかりましたね。

 

相変わらず、この世界何もないな笑